第十一清鵬丸

第十一清鵬丸
下手浜港内を悠々と往く第十一清鵬丸

2022年7月22日大安吉日、新船・第十一清鵬丸の進水式が行われました。船頭は古川明裕(ふるかわ あきひろ)さん。「反射するして、写真はNGだのよ」と、普段は撮らせてくれませんが、船内で祈祷する古川さんの貴重な1枚をご紹介します。

船内での祈祷の様子
船内で祈祷する船頭の古川明裕さん

現在は、息子の龍裕(りゅうすけ)さん、娘婿の良平(りょうへい)さんと、親子3人船でマグロ延縄漁を操業する古川さん。「24歳で漁師始めて、今年で30年。節目の年だから」と、船を新しくしたそうです。「清は父親の名前で、当時大鵬が敵無しの横綱だったから、名前を清鵬丸にしたというわけです」と話す古川さんは、祈祷後の餅まきにもこだわります。 「11は、自分のラッキーナンバー。紅白餅は11カートン用意しました」とニンマリ顔。縁起数字で第十一清鵬丸、なんですね! その餅まきの様子が、こちらです。

餅まきの様子

餅の中にはくじが仕込まれており、漁に出て獲ってきた生ウニやイカのほか、生活雑貨が当たる豪華特典も!古川さん、太っ腹〜。お祝いに駆け付けた人たちの、餅の確保の仕方もずいぶん手馴れています。

餅まきの様子2

そして、古川ファミリーには、わげもの(若者)がたくさん。 漁師を目ざす姪っ子やら、お隣の町で中学を出てすぐ漁師の道を歩む10代の少年やら、古川さんを慕い、このお披露目式に駆け付けました。最愛の孫の蒼輝(そうき)君も餅まきにも参加して、みんなが笑顔の1日でした。



進水式のあと、お役目を終えた前の船の大漁旗を戴きました。
一番最初に作るのは、持ち主の漁師さんへの贈り物。明裕さんにはハンチング帽、息子さん達にはショルダーバッグをこさえました!本当にありがとうございました。



どうぞ皆さま、第十一清鵬丸のパワーをおすそわけしてもらってください。


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