2020年の豊洲初セリ1番マグロを仕留めた!大間のマグロ漁師・春栄丸 山本昌彦さん

2018年4月30日朝、下出浜漁港にて、進水式準備中の昌彦さん。
 

父と母の名を1文字ずつもらって名付けたという「春栄丸」は、大間のマグロ漁船です。

船内で祈祷を終え、11時にはビシッとスーツ姿で登場した昌彦さん。写真は、餅まき開始の瞬間です。
昌彦さんには息子さんと3人の娘さんがおり、息子さんも漁師さん。大変シャイなため、写真には写ってくれませんでしたが、父の晴れ姿を船から眩しそうに眺める息子さんの姿が印象的でした。
そして運命の2020年1月5日。
東京・豊洲市場の新春初競りで、歴代2位の1億9320万円の最高値を付けました。漁師歴40年の「初競り一番マグロ」の夢を、ついに息子さんと叶えたのです…!
その時も漁に出ていた昌彦さんは電話で連絡を受け、息子さんと津軽海峡の船上で「やったな」と喜び合ったといいます。
前の船が火災にあい、新造船まで漁に出られない苦難を乗り越えた春栄丸の大漁旗は、不屈の精神を象徴するかのような縁起もの。
どん底から這い上がりたい。いつか夢を掴みたい。そんな方の元へ強運をお裾分けするべく、大切に春栄丸の大漁旗を使わせていただきます。
昌彦さん、本当におめでとうございます!令和初のお正月に、感動をありがとうございました。